ネタバレなし 五十嵐貴久 交渉人・遠野麻衣子 籠城

五十嵐貴久

はじめまして、かがやくさくらです。

このブログでは

すでにその本を読んだ方はもちろん、まだその本を読んでいない方・読もうかどうか考え中の方などにも楽しんでいただきたいので、

あらすじはできるだけ最小限に

感想においてはネタバレを避け、心が動いたポイントやおすすめの点などを上げていこうと思っています。

完全に私的な感想になると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです♪

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【五十嵐貴久 交渉人・遠野麻衣子 籠城 あらすじ】

とある喫茶店の経営者が、客を人質にして籠城した。

犯人は猟銃を所持。そして交渉人を襲撃。

要求は、テレビでの生中継。

犯人の要求の意図が読めない中、警察が苦肉の策として考えた意外な方法とは。

大改稿、改題の上で蘇った、交渉人・遠野麻衣子シリーズ第三弾

【ネタバレなし 感想と考察】

〇交渉人・遠野麻衣子シリーズ第三弾。

物語は、自身の営む喫茶店でお客を人質に立て籠っている、という犯人自身からの通報が入るところから始まります。

なんてスピーディー!

いきなり掴まれてしまいます・・・!

「籠城」というタイトル通り、舞台は犯人が立て籠もっている喫茶店。

ミスは許されないという緊迫感の中、今回は交渉人としての麻衣子が思う存分堪能できます。

〇第三弾のテーマ。

そして、今回のテーマ。

これは犯人の動機に繋がる部分なので、書いてしまうとネタバレになってしまうかなと思うので・・・

ここでは敢えて書かずにいきたいと思うのですが、

思うのですが!!

本当は、書いた方がこの思いがちゃんと伝わると思うんですよね。

だからめっちゃ書きたい。

その上で思いの丈を語りたい。

でも、

我慢!!

〇という思いの中で、言ってみる

ですが、このテーマ。

おそらく大多数の方が

なぜ??

という疑問を持たれていて(持たれて)、五十嵐貴久さんが投げかけているこの大きな社会問題に対し、思うところがあるのではないかな。

実際、私は心がえぐられるような思いになりました。

このままでいいわけがない。

ものすごく腹が立つ。

同じようなニュースを見るたび、いつもそう思います。

・・・思ってるのに。

日常の中では、頭の中から消えてしまってるんですよね。

多分、当事者じゃないから。

本書を通して、そのことにも改めて気付きました。

でも、やっぱりこのままでいいわけがない。

どうしたら変えていけるんだろう。

そんな思いが強く残った本作でした。

〇次作も気になる。

本書で第三弾となる交渉人・遠野麻衣子シリーズ

このシリーズを読んでから、特に立てこもりのニュースなんかを見ていると

今も交渉がなされてるんかな

そんなにテレビで情報、映像流して大丈夫なん??汗

とか考えるようになっています。

次作・第四弾は

「なぜ遠野麻衣子は交渉人になったのか」

が描かれた、

『交渉人・遠野麻衣子 ゼロ』

です!

【個人的 五つ星評価】

遠野麻衣子の交渉が堪能できる度 MAX

テーマが他人事ではない度    MAX

次作が楽しみ度         MAX

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