ネタバレなし 東野圭吾 仮面山荘殺人事件

東野圭吾

はじめまして、かがやくさくらです。

このブログでは

すでにその本を読んだ方はもちろん、まだその本を読んでいない方・読もうかどうか考え中の方などにも楽しんでいただきたいので、

あらすじはできるだけ最小限に

感想においてはネタバレを避け、心が動いたポイントやおすすめの点などを上げていこうと思っています。

完全に私的な感想になると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです♪

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【東野圭吾 仮面山荘殺人事件 あらすじ】

男女8人が滞在する山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。

外部との連絡手段を断たれてしまった8人は脱出を試みるが、すべて失敗に終わる。

そしてついにひとりが殺害されてしまい・・・

だが、どう考えても犯人は強盗たちではありえないと気付いた時、7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられパニックに陥っていった。

【ネタバレなし 感想と考察】

〇初読の衝撃

なんといっても、初読の時の衝撃が忘れられないのが本書。

最終章の展開は、一度読むと絶対に忘れられません。

それ以降ずっと好きな作品です。

東野圭吾さん作品の中でお気に入りを10冊選んでください

と言われたら間違いなく本書をその中の一冊に選ぶだろうなと思います。

それくらい好きなので、2回目以降はもう「そのラストに到達するため」に読み進めることが楽しくて、

何度も何度も読み返しています。

できるなら記憶をなくしてまた一から読み直したいくらい。

これ、東野圭吾さん作品に関してたびたび沸き起こる感情です。笑

〇密室状態の山荘で起きる事件

本書は、外界との連絡手段が経たれた山荘が舞台となっている、いわゆるクローズドサークルものです。

東野圭吾さん・山荘・クローズドサークル

と言えば、「ある閉ざされた雪の山荘で」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

今回もその密室状況の作り方は自然で、主要人物は8人と多めですが、きっちりと書き分けられているので読みやすい。

山荘でのんびりと過ごすはずが銀行強盗に侵入されてしまった混乱。

その混乱の中でさらにひとりが殺害されるという惨劇。

そしてお互いに疑心暗鬼になっていく様。

東野圭吾さんはこれでもかと畳みかけてくる。

展開もスピーディーで、サクサクと進んでいきます。

そして迎える最終章。

私はこの展開もさることながら、この終わり方がとても好きなんです。

今後もまた、「そのラストに到達するため」に何度も何度も読み続けていくだろう作品です。

【個人的 五つ星評価】

最終章の衝撃度          MAX

何度も読み返してしまう度     MAX

記憶をなくしてもう一回読みたい度 MAX

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感想(68件)

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